QuickProject の歴史
現在では、建設CALSをサポートするワイズの主力施工管理製品のシリーズタイトルとして付けられている
[QuickProject] という名称について、その名称のルーツをご紹介します。
1980年代に、その後のデジタル社会の変化を予見して QuickProject の構想がはじまりました。
1992年に開発に着手し、同年にDOS版を発表しました。 1997年にはWindows版 QuickProject として発売を開始し、その後改良を加えて1998年には QuickProject という名称をシリーズ化し、[QuickProject 道路河川版] の販売を開始しました。 |
発売当初のQuickProject タイトル画面
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データ作成画面
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3D表示にも対応(1998年当時の画面)
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多彩な様式で書類印刷
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小型パソコンを現場で使用
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また、QuickProject 道路河川版 とデータ連携するための携帯用小型パソコン(HP200LX)専用システム [PocketProject] を開発しました。現場ではPocketProject上で図面の確認、丁張り設置、出来形検測を行い、 図面、野帳、電卓の持ち歩きが不要になるというシステムを作り上げました。 データ形式は違えど、15年以上前に開発されたこの仕組みは、現在の情報化施工(TS出来形管理)と通じるものがあります。 |
1998年12月にはQuickProjectシリーズより、[写真管理システム QuickProject PhotoManager]
を当時としては珍しかったWeb上からのダウンロード形式で、更に1年間無料で利用できるスタイルで発売。 その後も同シリーズから、[電子納品システム CALS Manager]、[出来形管理書類作成システム 出来形マネージャ]、 [工事成績逆算シミュレーションシステム 工事成績マネージャ]など、建設CALSを支援する為に 製品ラインアップを拡大してきました。 そうして、着実にユーザー様に受け入れられ続けた結果、累計42万以上(2014年10月現在)のユーザーを誇る シリーズへと成長しました。 |
CIMの進展による設計3Dデータとの連係を視野に入れながら、今後も現場における利活用の観点を中心とした開発を積極的に進めてまいります。