PhotoManager シリーズと電子小黒板 PhotoManagerを「OneDrive」で連携するには

OneDriveは、Microsoft社が提供するオンラインストレージサービスです。
アカウントを作成することでどなたでも利用することができます。
※PhotoManager 20 / PhotoManager 20 AIで対応しています。
※「OneDrive」「Microsoft 365」 及び関連する名称は 米Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。

1:OneDriveアカウントを作成する

OneDriveにアクセス

①OneDriveにアクセス

OneDriveのホームページにアクセスし、「無料アカウントを作成」を選びます。

OneDriveには、無料で5GBまでご利用いただける個人向けプラン(Microsoft 365)や、高度なセキュリティに対応している個人向け追加プラン(Microsoft 365 Basic)[有料]、法人向けプラン(OneDrive for Business(Plan 1)他)[有料]などがあります。
 
アカウント情報を登録

②アカウント情報を登録

画面の指示に従い、アカウント情報を登録していきます。

※Microsoft社から確認のメールが届きますので、メールアドレスはお間違えのないようにご注意ください。

2:PhotoManager(パソコン)でOneDriveの連携と工事のアップロードを行う

※連携の前に、PhotoManagerで工事情報や工種フォルダ等が入った工事データを作成する必要があります。

クラウド連携を開く

①クラウド接続設定を開く

PhotoManagerのツールバーから「クラウド連携」をクリックします。
 
クラウド接続設定を開く 「クラウド接続設定」をクリックします。
 
クラウドの種類を「OneDrive」に

②クラウドの種類を「OneDrive」に

クラウドの種類の中から「OneDrive」をクリックし、「OK」に進みます。

※プロキシ設定が必要な方は、「プロキシ設定」ボタンより設定してください。

※クラウド上の保存先について
初期設定ではクラウド上の保存先は「工事データ」になります。
フォルダ階層を¥マークで区切ることで任意の保存先に変更することができます。
 
認証確認 認証確認ダイアログが表示されますので、「OK」を選びます。
 
OneDriveにログイン

④OneDriveにログイン

Webブラウザが開かれ、OneDriveへのログイン画面が表示されますので、OneDriveのアカウント情報を入力し、「次へ」「サインイン」とクリックしていきます。
 
OneDriveへのアクセスを許可 場合によっては許可に関するページが表示されますが、その場合は「同意」を選びます。
 
アップロード成功

⑤工事情報アップロード

「工事情報アップロード」ダイアログが表示されましたら、OneDrive連携と工事のアップロードは成功です。
「OK」をクリックしてダイアログを閉じます。
 
二回目以降のOneDrive連携について

⑥二回目以降のOneDrive連携について

一度工事をアップロードした後、別の工事をOneDriveにアップロードしたい場合、該当の工事を開いてから「クラウド連携」を開き、「工事情報をクラウドにアップロード」をクリックすることで、OneDriveに工事がアップロードされます。
また、工事をアップロードした後に工事情報などを変更した場合は、同じように「クラウド連携」から「工事情報をクラウドにアップロード」を行うことで、OneDrive上の工事が更新されます。

3:電子小黒板 PhotoManager(スマートフォンもしくはタブレット)をOneDriveに連携させる

設定からクラウド接続設定へ

①設定からクラウド接続設定へ

電子小黒板 PhotoManagerから「設定」を選び、画面の下から二番目にある「クラウド接続設定」の欄から「クラウドの種類」を選びます。
 
クラウドの種類を「OneDrive」に

②クラウドの種類を「OneDrive」に

クラウドの種類の一覧表から「OneDrive」を選びます。

ブラウザ起動に関するダイアログが表示されますので、「続ける」を選びます。
 
OneDriveログイン

③OneDriveにログイン

Webブラウザが開かれ、OneDriveへのログイン画面が表示されますので、OneDriveのアカウント情報を入力し、「次へ」「サインイン」とクリックしていきます。
 
OneDrive許可 場合によっては許可に関するページが表示されますが、その場合は「同意」を選びます。
 
OneDrive連携完了

④OneDrive連携完了

「OneDrive接続完了」の画面が表示されましたらOneDriveとの連携は成功です。
引き続き工事のダウンロードを行う場合は「工事情報へ移動して工事を連携する」を押します。
  • ドライブの種類について
    • 変更すると、以下の場所にあるクラウド上の保存先フォルダから工事を参照します。
      • マイファイル
        • ログインしたアカウントが固有で持つ領域になります。
        • デスクトップ版であれば「マイ ドキュメント」及び「ドキュメント」がここに該当します。
      • 共有
        • 他者か共有されたファイルやフォルダが格納される領域になります。
        • 後述する「OneDriveでフォルダを共有する」にてフォルダを共有してもらった場合、ドライブの種類をこちらに変更することで、連携時に共有された内容が参照されます。
  • クラウド上の保存先について
    • 初期設定ではクラウド上の保存先は「工事データ」になります。
    • PhotoManagerで保存先を変更した場合、この項目を変更してから「工事情報へ移動して工事を連携する」「設定画面へ戻る」のいずれかを押すことで保存先が変更されます。

4:電子小黒板 PhotoManager(スマートフォンもしくはタブレット)で工事をダウンロードする

クラウド連携を開く

①クラウド連携を開く

電子小黒板 PhotoManagerから「工事情報」を選び、右上にある「工事選択」を選んで工事一覧を開きます。
その後、工事一覧の一番下ある「クラウド連携」を選びます。
 
連携方法を選ぶ

②連携方法を選ぶ

連携方法選択ダイアログが表示されますので、いずれかを選びます。
連携方法には、以下の二点があります。
  • クラウドから新しい工事データを作成する
    • OneDriveからダウンロードした工事を、新しい工事として工事一覧に追加します。
  • 現在の工事とクラウドのデータを連携させる
    • 現在工事一覧で選択されている工事に、OneDriveからダウンロードした工事を上書きします。
    • 連携前、先にアプリで工事データを作成し、写真を撮影している場合などに使用します。
 
連携する工事を選ぶ

③連携する工事を選ぶ

連携工事選択ダイアログが表示され、PhotoManagerでアップロードした工事が一覧で表示されます。
一覧の中から連携したい工事を選び、「OK」を押します。
 
連携する工事を選ぶ

④工事情報ダウンロード

工事情報に自動的に戻り、連携したい工事が表示されていれば、工事のダウンロードは成功です。

5:電子小黒板 PhotoManager(スマートフォンもしくはタブレット)で撮影した写真をアップロードする

OneDriveからダウンロードした工事のみが対象です。

写真一覧の選択モードを開く

①写真一覧の選択モードを開く

電子小黒板 PhotoManagerから「写真一覧」を選び、「選択」を押します。
 
写真を選択してアップロード

②写真を選択してアップロード

いずれかの方法で写真を選択し、「アップロード」を押します。
  • アップロードしたい写真を押す
  • 「すべて選択」を押す
    • 写真一覧に表示されているすべての写真がアップロード対象になります。
  • 「未UP選択」を押す
    • まだアップロードをしていない写真がアップロード対象になります。
進捗ダイアログの後、「アップロードが完了しました」とアプリ下側に通知が出れば、写真のアップロードは成功です。

6:PhotoManager(パソコン)に写真をダウンロードする

PhotoManagerで開いている工事がOneDriveに接続していれば、電子小黒板 PhotoManagerからアップロードされた写真があるか、一定の間隔でクラウド上の写真の有無をチェックします。
写真が見つかると自動でダウンロードを行い、写真に応じて各フォルダに振り分けます。

電子小黒板 PhotoManagerからアップロードされた写真を手動でダウンロードする場合は、以下の手順で行います。

取り込みフォルダを選択

①取り込みフォルダを選択

PhotoManagerでOneDriveに接続している工事を開いてから、工種フォルダツリーの「取り込み」を選択します。
 
クラウドから取り込み

②クラウドから取り込み

ツールバーの「クラウドから取り込み」ボタンが押せるようになるので、「クラウドから取り込み」を選択します。
 
振り分け結果一覧 進捗ダイアログの後、「振り分け結果一覧」のダイアログが表示されれば、写真のダウンロードは成功です。

補足:OneDriveでフォルダを共有する

複数のアカウントで同じ工事を連携させる場合には、OneDriveアカウントにてフォルダの共有設定を行います。(パソコンでの操作になります。)

OneDriveログイン

①親となるアカウントでOneDriveにログイン

WebブラウザからOneDriveを開き、親となる予定のアカウント情報でログインします。
 
「工事データ」フォルダを「共有」

②「工事データ」フォルダを「共有」

「マイファイル」内の「工事データ」をクリックし、「共有」をクリックします。
 
メンバーを追加 「名前、グループ、またはメールを追加する」の欄に、工事を共有したいOneDriveアカウントの”メールアドレス”を入力し、表示された「共有」をクリックします。

※「名前、グループ、またはメールを追加する」欄に複数のアカウントメールアドレスを入力することで、複数アカウントでの連携が可能です。