2023/07/04 工事写真管理システム「PhotoManager AI」がNETISにて【VE評価】に認定されました
平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、工事写真管理システム「PhotoManager AI」が、NETIS(国土交通省新技術提供システム)において
最高ランクの「VE評価(活用効果評価済み技術)」に認定されました。
PhotoManager AI の詳細についてはこちらのページでご確認ください。
登録の概要
■NETIS登録番号
HR-190001-VE
■PhotoManager AI NETIS掲載ページ
https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=HR-190001%20
■何について何をする技術なのか?
・ | 自動解析専用黒板に記載される手書きの工種・測点(位置)情報を自動認識し所定のフォルダに自動振り分けをする。 |
・ | 自動解析専用黒板に記載される手書きの設計寸法・実測寸法等の施工管理情報を自動認識し、施工管理情報を工事写真 黒板自動解析システムに自動入力する。 |
■期待される効果
・ | 工事写真の振り分け作業の自動化により、目視・手動による振り分け作業が不要となることから、工程が短縮し、かつ経済性が向上する。 |
・ | 施工管理情報入力の自動化により、目視・手動による入力作業が不要となることから、工程が短縮し、かつ経済性が向上する。 |
■活用の効果
工事写真を自動振り分け、黒板に記載した施工管理情報を自動入力することから、事務作業の効率化に大きく貢献します。 | ||
・ | 【経済性】 | 導入費が必要なためイニシャルコストが増加するが、労務費の減少より少額となり67.14%向上。 |
・ | 【 工 程 】 | 工事写真の振り分け・施工管理情報の目視・手動作業時間が69.94%短縮される。 |
・ | 【施工性】 | 施工管理情報の自動入力により、工事写真管理業務効率は向上する。 |
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NITISについて
■NETIS(国土交通省新技術提供システム)とは
国土交通省が新技術の活用のため、民間企業等により開発された新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として整備したデータベースシステムのこと。
新技術の概要から、従来技術との比較、検証や改良といった情報、さらに実際に技術を使用した後の事後評価も含めて登録されています。
■NETIS-VE評価のメリット
・ | VE評価がついている技術を採用し技術提案をすることによって、総合評価落札方式評価値の加算点の増加が見込めます。※1 |
・ | VE評価の技術を使い施行をすると、工事が完成したときに、発注者から採点される「工事成績評定点」に加点されるので、次回の入札で有利になる可能性があります。※1 |
・ | 継続調査等の対象としない(評価の確定した)技術であり、通常、施工終了後30日以内に提出する「活用効果調査表」の作成が不要。 |
・ | NITISへの掲載期間が当初登録の翌年度から10年間になり、上記メリットが長期に亘り利用できます。 |
※1 点数は地方整備局により異なることがございます。 |