令和4年11月30日、
国土交通省の自動施工機械・要素技術サブワーキングメンバーに選定いただきました。
近年の建設分野の人口減少・高齢化に伴う担い手不足の深刻化に対し、建設現場では生産性の向上が重要課題となっています。
そこで国土交通省では令和4年3月に、
各企業・団体で行われている建設施工デジタル化の開発・試験導入をより効率的に進められるような環境整備などを目的とした、「建設機械施工の自動化・自律化協議会」(以下、協議会)、協議会を中心として以下3つのワーキング(以下、WG)組織が設置されました。
うち(2)施工管理・検査基準WGにおいて、現場検証に先立ち検証項目や検証方法を検討するため、2つのサブワーキング(以下、SWG)が設けられます。
★建設機械施工の自動化・自律化協議会(WG組織)
(1)安全・基本設定WG(実施上の安全ルールや性能等の設定検討)
(2)施工管理・検査基準WG(実施上の現場検証・検査基準等の設定検討)
(2-1)自動施工機械・要素技術SWG
(2-2)施工管理技術SWG
(3)現場普及WG(普及上のモデル工事導入・入札契約方式の検討
今回公募が実施された(2-1)自動施工機械・要素技術SWGでは、以下活動が予定されています。
★自動施工機械・要素技術SWG活動内容
(令和4年度)
・安全・基本設定WGによって作成される「安全ルール」及び「自動施工機械の機能要件」を踏まえ、現場検証項目・方法等を整理
(令和5年度)
・「検証要領」及び「現場検証の実施方法」の作成を行う
(令和6年度以降)
・同様に、安全ルールや機能要件に基づいた現場検証の実施のために、検証要領の作成を行う
(そのほか)
・自動施工技術における意見交換
・ニーズ・シーズの共有 など
「自動施工の研究・開発・製造に関する専門的知識を有する者、及び新しい技術の導入や開発に意欲的な者」を応募条件として、
自動施工機械に関する技術を持つ27団体・46者より応募があり、うち26団体・43者(弊社含む)が選定されました。
☆選定結果に関する詳細はこちらをクリック(国土交通省HPへ移動します)
☆建設機械施工の自動化・自律化に関する詳細はこちらをクリック(国土交通省HPへ移動します)
最後になりますが、この度は選定をいただき誠にありがとうございました。
本選定に恥じぬよう、今後も持ちうる技術を惜しみなく発揮し、業界の問題解決・発展へと貢献を続けて参ります。
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