(一社)熊本県建設業協会様が平成30年度 工事成績対策講習会を開催されました。
講習会の開催された熊本県熊本市は地下水が豊富で、水道水は100%地下水で賄っており、厚生労働省の「おいしい水」研究会において全国第3位に選ばれるほどのおいしい水と言われています。
市内中心部には、肥後細川藩初代忠利公が鷹狩の砌(みぎり)、渾々と清水が湧くこの地を殊の外お気に召され、御茶屋として作事されたのが始まりの水前寺成趣園があります。
また水前寺成趣園の近くには、夏目漱石の作品「草枕」で小天旅行に出かけて行った際の素材となった、熊本での3番目の家「大江の家」が残されています。
講習会は冒頭、(一社)熊本県建設業協会 管理部 部長 木村宏史様より講師のご紹介と研修内容についてご紹介いただき、開会となりました。
講習会は午前・午後の二部構成で開催されました。
午前の部では「設計変更で利益と工事成績を上げた事例解説」と題して、公共工事の品質確保の促進に関する法律運用指針の改定から3年が経過した中で、設計変更協議により収益確保と高成績獲得を同時に実現した事例を新たに取り上げ、協議資料の作成・提案方法について解説いたしました。
午後の部は「安定受注のための維持補修工事施工事例の紹介」と題して、今後、本格的な土木インフラの更新時代を迎え、解体・維持補修工事の需要が高まりつつある中で安定した発注が見込まれる「解体工事」「橋梁補修工事」「トンネル補修工事」等の特殊工事を題材に、効率の良い施工手順や利益確保のための注意点等について解説させていただきました。
講師は、(株)ワイズ 石岡秀貴が務めさせていただきました。
長時間の講習となりましたが、ご参加された皆さんにおかれましては実習にも取り組んでいただき、最後まで熱心にご聴講いただきました。
研修会でもご案内いたしました、「電子小黒板フォトマネージャ」は、国交省工事のほか都道府県工事でも拡大している電子小黒板対象工事でご利用いただける無料のスマホ・タブレット向けアプリです。
工事写真管理ソフト「PhotoManager13」と連携することにより、撮影時に選択・編集した黒板情報から写真を工種別に自動振分けするほか、出来形検測における施工管理値も自動反映します。「出来形マネージャ6.0」との連携により、出来形管理図表も自動作成します。
今回の研修テーマでもある”現場の生産性向上”に是非お役立てください。
(一社)熊本県建設業協会の皆様、この度は(株)ワイズをお招きいただきありがとうございました。
今後もワイズグループへのご指導を賜りますようよろしくお願いいたします。
(記事中の所属・役職等については研修日時点の情報にて記載しています)
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お問い合わせ先 : mail:info@wise-pds.jp 、TEL:026-232-1145 (担当:山浦)