11月30日(木) (一社)長崎県建設業協会様が、長崎県土木施工管理技士会様、長崎県建築施工管理技士会様との共催により対馬会場にて工事成績対策講習会を開催されました。
対馬市は九州北方の玄界灘にある島で、朝鮮半島に近いため古くから大陸と文化、経済の交流窓口の役割を果たしてきました。
近年は大韓民国からの観光客が増加し、至る所にハングルが併記された案内があります。
対馬市の厳原地区はかつて宗氏の城下町として栄え、現在も町内に残る武家屋敷通りには多くの石垣が見られます。
旧日新館門は長崎県の指定文化財で、もとは対馬藩主宗氏の中屋敷門でしたが、幕末には藩校日新館として用いられました。
講習会の冒頭、(一社)長崎県建設業協会 対馬支部 事務局長 松島忠臣様よりご挨拶及び講習の案内がございました。
講習会は二部構成で行われました。
第一部では「施工管理業務の生産性向上と若手育成プログラムの事例」として、建設業界の現状の課題を取り上げ、ICT建設機械導入の事例、3次元設計データを使用した測量や出来形管理、若手技術者の早期育成の取組事例について実習を交えて解説させていただきました。
第二部では「竣工検査記録から解く高得点獲得工事の共通点と失敗事例について」として、最初に工事成績評点の計算方法、逆算分析を紹介し、続けて高得点を獲得しつづけているモデル企業が、実工事の竣工検査で質疑内容を詳細に記録した資料から、検査員の指摘事項の共通点や失敗事例等を紹介し、竣工書類作成や応対のポイントについてご覧いただきました。
今回の講師は、ワイズ公共データシステム(株) 取締役 荻原隆仁が担当させていただきました。
長時間の講習となりましたが、ご参加された皆さんにおかれましては多くの実習にも取り組んでいただき、最後まで熱心にご聴講いただきました。
講習会の中で紹介させていただきました「電子小黒板 PhotoManager(フォトマネージャ)」は、スマホやタブレットで撮影した写真に黒板を埋め込み・黒板編集をすることができ、今年1月31日に国交省大臣官房技術調査課より発出された「デジタル工事写真の小黒板情報電子化について」に準拠し、写真の改ざん検知にも対応したアプリです。
工事写真管理システム「PhotoManager(フォトマネージャ)」とも連携し、該当工種への自動振り分け等、工事写真の管理をより効率的に行うことができます。
お持ちのAndroid端末やiPhone、iPad、iPod touchでご利用いただくことができ、無料でダウンロードができますので、是非ご利用ください。
(一社)長崎県建設業協会の皆様、この度は(株)ワイズをお招きいただきありがとうございました。
今後もワイズグループへのご指導を賜りますようよろしくお願いいたします。
(記事中の所属・役職等については研修日時点の情報にて記載しています)
※ワイズ公共データシステム・ワイズでは、建設業関連の勉強会のお手伝いを全国で実施しております。
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