平成29年7月4日、千葉県土木施工管理技士会様、(一社)千葉県建設業協会様が、鴨川会場にて技術研修会を開催されました。
7~10月にかけて千葉県土木施工管理技士会様主催、(一社)千葉県建設業協会様共催による、平成29年度の技術研修会が千葉県内9会場で予定されています。
今回は第1回目として、千葉県南部に位置する鴨川市にて開催されました。
鴨川市は関東最大級の水族館等のレジャー施設”鴨川シーワールド”で有名な街です。
鴨川市にある”仁右衛門島(にえもんじま)”は千葉県鴨川市太海の沖合約200mの場所にある周囲4kmの島で、千葉県指定名勝、新日本百景にも選ばれています。
仁右衛門島は個人所有の島で、所有者の平野仁右衛門が一戸だけ住んでいることからその名がつけられ、現在の平野家家屋は1704年に建て直されたとされているもので観光客にも公開されています。
また日蓮や源頼朝の伝説でも知られる島で、観光用の渡し舟が運行されています。
研修会は(一社)千葉県建設業協会 平林兼治様の司会進行により進められました。
研修会は以下のテーマにて行われました。
①施工管理業務の合理化と生産性向上対策及び若手技術者の早期育成事例について
②工事成績対策講習 竣工検査記録から解く高得点獲得工事の共通点と失敗事例について
①「施工管理業務の合理化と生産性向上対策及び若手技術者の早期育成事例について」では、将来の担い手不足や災害対応等の建設業界の現状から、生産性を高める重要性や、i-Constructionの事例についても紹介させていただきました。
計算問題や、空欄穴埋め問題等、実習を多く取り入れた研修内容でしたが、参加いただいた皆様には最後まで熱心にご聴講をいただきました。
今回の研修会の講師は、午前はワイズ公共データシステム(株) 荻原隆仁、午後は(株)ワイズ 小田靖が務めさせていただきました。
研修の中で紹介させていただきました「電子小黒板 Photo Manager(フォトマネージャ)」は、スマホやタブレットで撮影した写真に黒板を埋め込み・黒板編集をすることができ、今年1月31日に国交省大臣官房技術調査課より発出された「デジタル工事写真の小黒板情報電子化について」に準拠したアプリです。
工事写真管理システム「Photo Manager(フォトマネージャ)」とも連携し、該当工種への自動振り分け等、工事写真の管理をより効率的に行うことができます。現在Android版を無料ダウンロード可能で、今夏にはiOSにも対応予定です。
千葉県土木施工管理技士会の皆様、(一社)千葉県建設業協会の皆様、このたびは講師としてお招きいただきましてありがとうございました。
今後ともご指導いただきますようよろしくお願いいたします。
(記事中の所属・役職等については研修日時点の情報にて記載しています)
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