2016/03/30 電子納品に関する情報
電子納品に関する情報
◆ 国土交通省 CALS/EC 電子納品に関する要領・基準
電子納品等の運用に関する新しい要領・基準が公開されました。
<公開された要領・基準等>
- (1)工事完成図書の電子納品等要領(平成28年3月)
- (2)土木設計業務等の電子納品等要領(平成28年3月)
- (3)CAD製図基準(平成28年3月)
- (4)デジタル写真管理情報基準(平成28年3月)
- (5)測量成果電子納品要領(平成28年3月)
- (6)工事完成図書の電子納品等要領 電気通信設備編(平成28年3月)
- (7)土木設計業務等の電子納品等要領 電気通信設備編(平成28年3月)
- (8)CAD製図基準 電気通信設備編(平成28年3月)
- (9)工事完成図書の電子納品等要領 機械設備工事編(平成28年3月)
- (10)土木設計業務等の電子納品等要領 機械設備工事編(平成28年3月)
- (11)CAD製図基準 機械設備工事編(平成28年3月)
- (12)電子納品要領 機械設備工事編 施設機器コード(平成28年3月)
<適用する時期>
平成28年4月1日以降に契約を締結する工事から適用。
※平成29年3月までは協議により現行の要領・基準の適用が可能です。
<弊社の電子納品関連のシステム>
上記の新しい要領・基準への対応につきましては、PhotoManager、CALS Managerにて、
順次対応させていただく予定です。
電子納品等要領の主な改定ポイント
1 ICONフォルダの追加i-Constructionの展開に伴う、ICT技術を全面的に活用したデータを格納するフォルダになります。
格納するデータやデータ形式、構成等に関しましては関連要領をご確認ください。
2 4文字の拡張子のファイルへの対応拡張子が4文字のオリジナルファイルも電子納品可能になりました。
これに伴い、CDへの書き込み時の論理フォーマットがISO09660(レベル1)からJolietに変更になりました。
3 測地系 JGD2011 への対応測地系の区分に JGD2011 が追加されました。
4 電子媒体の規定の変更CD-R・DVD-Rが標準使用可能になり、協議によりBD-R(Blu-ray Disk Recordable)が使用可能になりました。
5 電子媒体ケースの背表紙表記の規定が廃止電子媒体の収納ケースの背表紙に、業務名/工事名・作成年月を明記する規定が廃止されました。
6 引用参照している情報の更新引用・参照している以下の項目(主なもの抜粋)が更新・修正されました。
- ・地図閲覧サービスの地理院地図への移行
- ・発注機関コード、住所コード、業務キーワード、業務分野コード
- ・参照 URL
- ・SXFブラウザ提供終了に伴う、SXFビューア等の使用
※平成28年4月1日以降に契約を締結する工事から適用を開始します。
※平成29年3月までは協議により現行の要領・基準の適用が可能です。
デジタル写真管理情報基準の主な改定ポイント
1 デジタル写真の有効画素数の変更デジタル写真の有効画素数が100~300万画素程度に変更になりました。
※平成28年4月1日以降に契約を締結する工事から適用を開始します。
※平成29年3月までは協議により現行の要領・基準の適用が可能です。
CAD製図基準の主な改定ポイント
1 圧縮図面ファイルへの対応SXF(P21)形式の図面ファイルをZIP方式で圧縮し、拡張子を「P2Z」とした圧縮形式が電子納品可能になりました。
※平成28年4月1日以降に契約を締結する工事から適用を開始します。
※平成29年3月までは協議により現行の要領・基準の適用が可能です。