2009/08/19 社団法人 沖縄県建設業協会様(呉屋守將会長)がCPDS単位認定 新経審・沖縄県工事評点対策講習会を開催

平成21年8月17日(月)、社団法人 沖縄県建設業協会様(呉屋守將会長)がCPDS単位認定 新経審・沖縄県工事評点 対策講習会(午前の部:9:00~12:00、午後の部:13:30~16:30の2回)を 建設労働者研修福祉センター3階ホールにて開催されました。


(沖縄県建設会館 及び 建設労働者研修福祉センター)

今回の講習会の目的は、今までの客観点(経営事項審査)を重視した建設経営から、 主観点を加味した新しい状況に対応すべく、経営事項審査対策の必要な部分を残し、 工事評点のアップ対策事例を学んで頂き、今後の建設経営に役立てて頂くことです。

社団法人 沖縄県建設業協会 総務部次長 源河忠雄様と、同庶務課係長 我喜屋良成様のご挨拶及び司会進行で、 午前の部、午後の部ともそれぞれ3時間のスケジュールで進められました。


午前の部
(社)沖縄県建設業協会 総務部 次長 源河忠雄様

平成20年4月1日に改正・施行された経営事項審査は、 評価項目の全面改正により中小建設企業の客観点には大幅な下降傾向が認められ、 現在の発注制度では施工計画や工事評点を中心とする価格以外の点数が企業評価や入札時に重視されるようになり、 新たな「強い建設会社」の定義が明確化されつつあります。

  

今回のセミナーでは、新しい経営事項審査の特徴と対策を学んで頂くだけでなく、 工事成績評定で高得点を取得し続けている優良企業が日常的に行っている対策例を実習形式で学んで頂き、 明日からの施工管理技術の向上と建設経営の安定化に役立てて頂くことが最大の狙いです。


午後の部
(社)沖縄県建設業協会 総務部庶務課 係長 我喜屋良成様

ご参加頂いた協会員の皆様には、実際にペンや電卓を使って実習して頂き、 工事評定をシミュレーションして頂くことで、評定内容がより詳しく明らかになることを学んで頂きました。

既に総合評価方式入札制度が普及している地域では、工事評点上位業者の独占傾向が顕著に表れ、 今後の勝ち残り策がハッキリと示されています。

ここ沖縄県でも本年度は67件の総合評価方式入札が予定されており、他県同様、 今後ますます普及していくことと思われます。

  

今回の講師は、株式会社ワイズ 代表取締役社長 福澤直樹が務めさせて頂きましたが、 今後もワイズグループでは新しい時代に対応した先進企業の取り組みや、 その実例を出来る限り全国の皆様にご紹介していきたいと考えております。


(株)ワイズ 代表取締役社長 福澤直樹
(撮影:株式会社野里組 取締役営業部長 野里昇様)

予定時間に説明が間に合わず、ご希望の方には必要な資料をPDF形式でお送りすることを お約束しセミナーは終了となりましたが、午前・午後の部合わせて210名もの協会員の皆様にご参加を頂きました。 8月19日には、宮古支部においても同内容のセミナーが3時間の予定で企画されております。

熱心にご参加頂いた沖縄県建設業協会の皆様、誠にありがとうございました。
今後ともワイズグループをよろしくお願いいたします。

※ワイズ公共データシステム・ワイズでは、建設業関連の勉強会のお手伝いを全国で実施しております。
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お問い合わせ先 : info@wise-pds.jp 、TEL:026-232-1145 (担当:山浦)