2006/01/30 経営事項審査が一部改正、平成18年5月1日より実施されます
国土交通省は、経営事項審査のX1評点テーブルの改正など、平成18年5月1日付けの改正内容を全国の許可行政庁に通知しました。
改正概要
(1)X1評点(完成工事高)の評点テーブルの修正
X1評点については、近年の建設投資低迷に伴う完工高の減少等を考慮し、制度設計時の平均点700点に近似するように評点テーブルが上方修正されます。(X1評点は完工高に応じて11点~51点アップ、平均で14点アップ)
(2)Z指標(技術力) 評価対象となる技術者の追加
新たに「電気通信主任技術者資格者証の交付を受けた者であって、5年以上の実務経験を有するもの」
が、Z指標(技術力)で加点対象になります。
(3)W項目(その他社会性等) 公認会計士等、新たに加点対象となる資格の追加
一級・二級登録経理試験合格者に加え、公認会計士、会計士補、税理士及びこれらとなる資格を有する者は、W項目(その他社会性等)で加点されるように改正されます。
(4)W項目(その他社会性等) 防災に貢献する建設業者への加点
国の機関や地方公共団体と防災協定を締結する建設業者は、W項目(その他社会性等)で加点されるように改正されます。